血管可視化装置 VeinViewerTM Wolfson小児病院における研究

要約
検査室でのデータ分析及びintravenous therapy(静脈内治療)のために行われる静脈穿刺は、入院小児患者の治療では基本事項である。また小児患者にとって痛み及び不安の最も大きな原因のひとつでもある。この静脈穿刺という必須かつ一般的な処置は、小児においては難しい処置である。静脈は小さく、患者の協力も得られないからである。血管へのアクセスを確保するために、しばしば複数回の穿刺も行われる。看護スタッフによる小児患者への静脈穿刺成功率は大体40~50%と報告されている。静脈カニューレ挿入に必要とされる平均穿刺回数は、約2.5~6回である。
VeinViewerは近赤外光を用い、静脈カニューレ挿入を補助するため患者の皮膚上に直接、血管のロードマップを投影する。本研究は小児外科病棟に入室した患者に対し看護スタッフによって行われる静脈穿刺の成功率へのVeinViewerによる効果を評価した。

本研究は検査室でのデータ分析及びintravenous therapy(静脈内治療)のために必要とされる小児入院患者への血管アクセスについて非ランダム化分析である。自己申告によるコントロールデータがVeinViewerの導入される前に、同じ外科病棟において後ろ向きに集められた。これに対しVeinViewerでのデータは前向きに集められた。研究結果において差は有意なものであった。
従来法による静脈カニューレ挿入において1回目での穿刺成功率は49.3%であり、平均穿刺回数は1.97回であった。VeinViewerの場合、成功率は80%、平均穿刺回数は1.28回であった。さらにVienViewerではIVカニューレに必要とされる時間は約65%減少した。VeinViewerの使用によって、1回目での穿刺成功率、穿刺回数、カニューレに必要とされる時間において劇的な改善が示された。この研究結果により、Luminetx VeinViewerは患者ケアー及び満足度を向上させるうえで費用対効果のある装置であることが証明された。
原典: Luminetx Clinical Operations: Wolfson Study






