アークティックサンに関するQ&A集(後編)
【SIVERING シバリング】

私が受け持っている患者さんはシバリングを起こすでしょうか?
生理学的に冷やされ、シバリングを起こす閾値を超えた場合は、どのような治療が行われているかに関わらず、シバリングが起こりうります。hypothalamic injury(視床下部障害)のある患者さんの場合は、シバリングを起こす閾値を含め、あらゆるset pointが上昇するため、患者さんを通常体温に戻すために冷すことも、シバリングの原因となることがあります。
低体温療法の導入期では、通常、シバリングを起こす閾値を超えてしまうため、シバリングを起こすことを予想して積極的に治療することが重要です。発熱を治療しているときに全ての患者さんがシバリングを起こす訳ではありませんが、患者さんを冷やす前にシバリングの対策をしておいてください。
ArcticSunの水温を記録している際に水温が突然下がった場合、一時的な発熱(fever spike)とシバリングの違いはどのように説明できるのでしょうか?
患者さんが熱を出している場合、看護及び医学的判断において、一時的な発熱(fever spike)とシバリングの違いを識別することが求められます。
― 患者さんが感染を起こしているリスクがあります。
患者さんを観察してください。感染の兆候を探し、感染があれば適切に対処してください。
― 患者さんがシバリングを起こしていないかを評価してください。患者さんが冷たい場合は、シバリングを起こす閾値まで低下する可能性があります。導入期や冷却中、シバリングはコントロールされている必要があります。シバリングを起こさない、あるいは取り除くため、以下の質問をしてください。
「シバリングをコントロールする薬剤が最後に投与されたのはいつ?」
「足に通常にはないelectromechanical activityを感じますか?」
「下顎や胸の筋肉にvassiculatingは起きていませんか?」
「ArcticSunのトレンドインジケータの▽△に変化は?」
これらの質問に対しひとつでもYesである場合は、シバリングのコントロールに取り掛かることを検討してください。






