アドバンスド・ユースド 小谷透先生インタビュー
(聞き手) 「呼吸ケア」9月号に、RTXが医療現場で積極的に活用されている事例が紹介されていたのですが、体外式というものは認知されてきつつあるのでしょうか?
(小谷先生) それはあると思いますね。Secretion Clearanceというのは、一番安全に使って、効果が実感できるものだと思うんですね。我々、手術翌日の人にも、勿論あります。それは慣れているユ ニットだからというのもあります。使って非常に核痰の排出も良くなって、挿管を回避できた症例はいっぱいあります。そう言う使い方は、RTXを使って新た に作ったカテゴリーで、Noninvasiveだからできると思うんですね。挿管してジェットベンチレーションというのは絶対無理ですから。抜管したらで きないわけですから。
そういう意味では、体外式非侵襲というのは新たなシーンに入ったと思います。
ただ、それだけでRTXを使うかというと、そこは一番問題だと思います。最終的には人工呼吸器ですから、もう少しアドバンスな使われ方を、自発呼吸を効果的に行っていく、自発呼吸運動を補助するための器械として使われてべきだと思います。
おそらく、肺気量を増やし、それによって肺の中のガス交換が良くなって、酸素療法がいらなくなっていく。そこがこの器械が一番期待されているところだと個 人的には思っています。そういうふうに呼吸器ケアの記事がなっていると非常にあいがたいなあと思うんですが。世の中がそうなって来てくれたら、これは揺る ぎないひとつの分野を確立すると思うんですね。
今は病気という認識も明らかな基質的な問題から予防医学まで、だいぶ広がってきています。病気を予防するような診療法があったら、それを積極的に取り入れ て、結果的に病気の発生をなくして医療費を抑えようという考え方がある。そういう中に、僕は呼吸器疾患の予防法としてRTXの活路があるんじゃないかと 思っています。日本は世界的に見ても未曾有の高齢国で、最後には呼吸器疾患で亡くなってしまいますから。
高齢者じゃなくても、普段の肺の状態を良好に保つために、感染から守るだとか、気道の正常化をしてあげるとか、肺が潰れているのを治してあげるだとか、そ ういったことのケアとしてRTXが気軽に使えるような環境ができてくれば、それは数字としてだせるでしょうし、一番、日本の医療の現場に求められているん じゃないかなと思うんです。 僕のゴールは最終的にはそこにあるんです。
(聞き手) 小谷先生、ありがとうございました。
(小谷先生) ありがとうございました。
編集部より:
RTXに関する会員制コミュニティー「RTXの広場」を開設しました。顧問に小谷先生をお迎えしました。
ぜひ、お立ち寄りください。






